GKKJ的ヤリカタ | 01

--7月某日、深夜の渋谷。

この夏、代々木第二体育館で開催される注目のストリートダンスイベントGKKJ×a-nationを主催するGKKJ CREWメンバーと彼らと繋がりが深いMONSTERが集った。彼らにGKKJの描くビジョン、ダンスへの想いやこだわり、彼らを駆り立てる音楽について語ってもらったその一部始終をお届けする。

GKKJ CREW SIDE:YOSHIKI、DAIKI、NOPPO、登夢、RYOTA

MONSTER SIDE:MASAKI(SHOWGUN/69DANCERS)、SHIGE(S+AKS,SHOWGUN)、ACHI(Rockwilder,SHOWGUN)

(PHOTO: DAISAKU KIKUCHI @daisaku_kikuchi


YOSHIKI:きっかけは若手が憧れるイベントがないな、と6-7年前に思ったところからですね。かつてあったMAIN STREETみたいなね。そういうイベントがないなー、と思ったのと、イケてる若いやつらのアピール場所を作りたい、ってところがきっかけですね。

でも、ただ開催するだけではなくて長く続けてシーンに対して意味を提示していきたいなって。そこで「下克上」という調子のったイベント名にしちゃって、そんな簡単には伝わらないだろうけど、10年続けたときに若い人たちの目標になるようなそんなイベントにしていきたいと思って作りました。

最初やろうと思ったとき、まず同じ気持でやってくれるやつを集めようと思いました。普段仲の良い、若手のイケイケを集めたのがGKKJ CREWーで最初は7人ではじめました。その後同じ想いが集まってきて今では11名になりましたね。あときっかけの話に戻ると12年前、上京したての10代の頃メインストリートのスタッフをやってたんですけど、すごいカッコイイ世界だなとおもって、憧れる場所だったのでこういうのを作りたい気持ちになりましたね。そしてMAIN STREETもいつか超えたいなと、そういう思いも込めて「下克上」、です。


DAIKI:ちなみに俺そんときサラリーマンやってました。サラリーマンやめて、東京帰ってきてRYOTA君しかしらなくて、YOSIKI君を紹介してもらいました。

YOSHIKI:俺は突っ張ってるやつが好きで、それでウマがあったかな。ダンスのスタイルとかじゃなくて、真っ直ぐやってるやつを集めようって。

DAIKI:ちなみに俺とchaboが入った最初の日、YOSHIKIくんがみんな集めてダメ出ししてる日だったんだよね。「俺ら惰性になってねえか?」って。初めて行った日なのにいきなり解散騒動、みたいな感じで焦りましたね(笑)

YOSHIKI:その時、だんだんユルくなっちゃっててね。時間遅れるとか。そういうの違くないか?って思ってた。


SHIGE:チームやるときに言うべきことは言えるって言う関係性、大事だよね。それがないと結局なあなあで続かなくなっていくからね。バチバチするのもこんだけのメンツがいたら想像つくしね。ちなみにs**t kingzの二人を誘ったいきさつは?

YOSHIKI:D-BLASTのときに一緒に踊ってて、その後別の道になったんだけど一緒にやりたいなとは思ってて声かけました。


NOPPO:俺は単純にヒップホップ踊りたいなって(笑)あとクルーな分、たまに集まってみんな持ち寄るからすごい刺激が持ち込まれるよね。それがいいリズムというか、マンネリ化せず、ここのイベントがいいサイクルになってますね。目指しているものが明確なんです、今年はコレ、次はコレ、みたいにね。


登夢:いいステップは踏めているよね。今回のa-nationもね。

YOSHIKI:a-nationは一緒に仕事している人がGKKJのイベントを見に来てくれたことがきっかけですね。本物をやってほしいって言われてね。ダンスやってない人にも見せてほしいって。


--ダンサーに来てもらいたいのは勿論だと思いますが、ダンス知らない人にも伝えたいってことですよね?


YOSHIKI:はい、a-nationだからアーティストとコラボするの?とか思われがちなんだけど、敢えて夜のパッケージをそのまま持ち込んで、昼来てくれた人に届けたいと思ってます。

登夢:昼やるのはじめてだね。未成年とか普段来れない層にも来てもらいたいですね。

DAIKI:周りも気にしてくれるクルーになってるという自負はあるんですけど、先輩のお三方から俺らがどう見えてるのか聞いてみたいっす。

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